よくあるご質問

Q:環境配慮型シュレッダー「ECOS-1」の開発の経緯を教えてください。

A: 環境配慮型トシュレッダー「ECOS-1」は、私たち人類がおかれている環境に関する課題を認識する ところから始まっています。 オフィスで発生する大量の機密文書のほとんどは機密を保持するため、シュレッダーされています。しかしながら、シュレッダー後の破砕紙をどのように再生するか、という社会的取り組みは、きわめて弱いのが実情です。シュレッダーされた紙のセルロース繊維長は再生紙として活用するには短すぎるため、燃料として焼却され、地球温暖化ガスCO2の排出増加につながっています。さらには、シュレッダー作業環境の改善として、連続1000枚のシュレッダー作業を実現し、シュレッダー後の裁断紙を高圧縮して搬送効率を高めております。

Q:環境配慮型シュレッダー「ECOS-1」の開発目標はどのように設定されましたか。

A: ECOS-1は、オフィスにおける次のキャンペーンの実現に寄与できることを想定して開発されました。

  ① 書類はすべてマル秘ですキャンペーン!!
  ② 紙を燃やすのはよそうキャンペーン!!
  ③ ゴミ箱に入れたときから守られるセキュリティを実現しようキャンペーン!!
  ④ 無人化も可能な文書セキュリティ
  ⑤ 省容積化によるリサイクルの効率化
  ⑥ シュレッダーから機密文書破砕圧縮機への脱皮を果たし、
   リサイクルシステムの完成を目指します
  ⑦ 究極は、「リサイクルはお金になる キャンペーン!!

Q:オフィスで作成される文書のほとんどは機密文書です。シュレッダーにかけることになりますが、裁断紙は再生紙の原料にすることができるのですか。

A: オフィスで発生する文書の多くは、印刷用上質紙です。上質紙の再生紙原料としての価値は高いので、オフィスで発生する裁断紙を再生紙原料として活用できると、リサイクル実現可能性が高まります。環境配慮型シュレッダー「ECOS-1」は、大量の機密文書を高効率に再生紙として利用可能に裁断処理できるシュレッダーです。引き千切りによる裁断としましたので、再生利用可能なセルロース繊維長を維持しています。

Q:オフィスで発生する機密文書を再利用できるようにするため、「ECOS-1」は、普通のシュレッダーとどこが異なるのですか。

 A: 環境配慮型シュレッダー「ECOS-1」では、このため、高効率な引き千切り型の裁断機構を開発し、 裁断紙のセルロース繊維長を長く保ち、リサイクル価値の高いものにしています。長繊維を保つことにより、5回程度の再生が可能な再生紙原料となり、したがって、再生紙原料としての価値が、2円/kgから16円/kg(数値は一例です)へと、大幅に向上し、回収コストを上回るこ ととなります。通常の切断では、セルロース繊維長が短いので、裁断紙は燃やされるかトイレットペーパーになるかです。このため、裁断紙の引き取りは有償となることが通例です。

Q:シュレッダーの裁断ごみでストレージがすぐにいっぱいになります。この点はどのように改善されましたか。

A:環境配慮型シュレッダー「ECOS-1」では、新しいメカニズムの高圧縮率を実現する圧縮装置を開発しましたので、シュレッダー後の裁断紙を高度に圧縮して、コンパクトにし、ストレージがすぐに満杯になることを回避でき、さらに裁断紙の搬送効率を高めることを実現しました。たとえば、4トントラックに、4トン積載できるようになりました。

Q:機密文書が大量に発生する職場です。このため、選任とまでは行かなくても、つい女性の事務職にしわ寄せが生じがちです。この点は改善されますか。

A:環境配慮型シュレッダー「ECOS-1」では、連続1000枚のシュレッダー作業を可能とすることにより、女性など弱者に押し付けられがちなシュレッダー作業から、開放することを目指しました。このため、作業者にやさしいオフィス機器として、連続裁断を可能とする搬送装置を開発するとともに、耐久性の高い機器設計を実現しました。さらに、このため、連続裁断時の機密性を確保するべく、鍵のかかるカバーを設けました。これによりつきっきりのシュレッダー作業から開放するようにいたしました。これは安全性にも大きく寄与するものであります。ECOS-1によるシュレッダー作業は、地球環境の維持に寄与する社会貢献度の高い仕事であることを作業者の方に実感いただけるものと信じております。



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